当機構は設立当初の2003年より、先端医療分野における I. 研究開発支援、II. 臨床治験支援、III. 社会啓発活動などの事業を通じて、医療の発展に貢献できるよう邁進してまいりました。
2006年4月、GCPの改正により、医療機関の長が設置した治験審査委員会以外にも、医療系のNPOなどが設置した治験審査委員会(IRB)での治験審査が認められるようになりました。これは、治験審査の質の向上を目指してのことだそうです。
そこで、当機構では2007年3月に臨床治験支援の具体策として、IRBを設置・運営し、その業績は着実にのびてきています。
治験におきましては、被験者保護の立場から、審査の公正性および専門性、そして迅速性が求められています。当機構では、各分野で経験豊富な医療人を中心に、良識の高い一般の方も含めた委員で治験審査委員会を組織し、公正かつ迅速な審査をすることにより、新しい医療の発展に寄与する所存です。