医療技術の進歩により、人類は、感染症や癌、心血管病など、生命と生活を脅かす多くの疾患・疾病を克服してまいりました。日本は他に類を見ない長寿国となり、世界からも注目されています。

一方、現代の医学でも解決できない難病に、いまだ多くの人々が苦しんでいるのも事実です。また、文明の進歩とともに、新しいタイプの疾患・疾病も発症しています。それらを解決していくためには、新たな医療技術・治療手段として「先端医療」の研究開発が必要であると考えます。先端医療の研究開発は、現代の日本において、医学的な側面からはもちろん、社会的、経済的な面からも強く求められています。国や地方自治体が中心となって、企業や研究機関に呼びかけ、医療産業を育成しています。

しかし、すばらしい医療技術が生まれても、制度の問題やビジネスとしてのリスクに阻まれ、なかなか人々の手に届かないというのが現状です。先端医療は専門家だけのものではありません。特定非営利活動法人「先端医療推進機構」(JAPSAM)は、医学や経済学、心理学、文学、大学経営など、さまざまな分野の参画者が集い、2003年10月に特定非営利活動法人「先端医療を推進する会」として設立いたしました。市民、医療従事者、研究機関、医療産業間でのネットワークを構築し、市民と患者の視点から先端医療の推進に取り組んでまいります。

特定非営利活動法人「先端医療推進機構」は、先端医療研究・臨床にかかわる医療活動を社会レベルで支援し、人々の健康増進・生命維持に最適な医療形態を構築・普及することを目的とします。